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2018-10-01

Column和洋ジュエリー手帖vol.6
「ジュエリー ― 時代の美意識を物語る美術 関 昭郎」
公開のご案内

このコラムでは、まだ江戸の香りが残る東京銀座で明治17年に創業し、その後 130年以上に渡り日本のジュエリー文化と共に歩んで来たウエダジュエラーより皆さまへ、ウエダジュエラーに残るアンティークのストーリーや、和装から洋装に移り変わった明治維新後から昭和期のジュエリーにこめられた『日本美』の素晴らしい世界をお伝えしてまいります。
更新は不定期となりますがジュエリーや日本の装身具史にご興味をお持ちの皆さまに、お楽しみいただけるコラムを公開してまいります。

今回は東京都庭園美術館学芸員で、多数の歴史的ジュエリーとコンテンポラリー・ジュエリーまでの展覧会を企画されている関昭郎氏に語られてこなかった日本ジュエリーの歴史についてコラムを書き下ろして頂きました。ぜひご一読下さい。

関 昭郎プロフィール



現在、東京都庭園美術館学芸員。近代と現代の美術の紹介と平行して、時代のメンタリティーを読む視点から、歴史的ジュエリーとコンテンポラリー・ジュエリーまでの展覧会を企画。代表的な展覧会に「指輪」(2000年)、「ヨーロッパ・ジュエリーの400年」(2003年)、「日本のジュエリー100年」(2005年)、「オランダのアート&デザイン新言語」(2010年)、「オットー・クンツリ展」(2015年)がある。

「都の花」1889年(明治22年)石版画
「都の花」1889年(明治22年)石版画 京橋区銀座にて発行
(天地64cm×左右50cm)日本宝飾クラフト学院蔵
ウエダの創業当時、鹿鳴館時代の日本の皇族、華族や外交官夫人の着用するフォーマルなドレスはバッスルスタイル。装身具は、ネックレスやブローチなど。