これも皆様のご支援、ご協力の賜物と御礼申し上げます。
同じ 1884 年創業のブルガリさんも 2011 年にモエヘネシー・ルイヴィトン傘下に入り、パリのヴァンドーム広場の 5 大宝石店（グランサンク：Grand Cinq）の内、現在もファミリービジネスで続けている宝飾店は 1612 年創業のメレリオ・ディ・メレーさん位しか無く、世界的に見ても創業 100 年以上のジュエラーの殆どがグループ傘下となっており、同じビジネスを続けている私共としては寂しい気が致します。
それだけジュエリービジネスを家業で続けていくと言う事は難しいと言う事でもあり、今後も身の丈に合った経営と品質の向上を課題にし、地道に日本発のジュエリー文化の創造に努めていきたいと考えております。
日本のジュエリー史が始まりましたのは明治維新後に和装から洋装に変わってからと言われ、ミキモトさんの創業は 1899 年、その歴史は 150 年程です。
2 年後には創業 130 周年を迎える事となりますが、これからもお客様へ心のこもったおもてなしと 100 年後もご満足いただけるジュエリーを提供することを常に心がけ、「継続こそ力なり」、をモットーに努力を重ねてまいりたいと思います。
引き続き宜しくお願い申し上げます。